2023年4月 DANRO16号掲載

たった14 文字の企画書から始まった開発

今年の春はあっという間でしたね。桜もパッとさいてパッと散ってしまいました。

新入学、新社会人になられた方も多いのではないでしょうか︖

そんな時、お祝いに「時計」をプレゼントしたり、されたりした方もいるのでは・・・

時計って大事に扱わないと落としたら壊れてしまいます。

今日は「落としても壊れない丈夫な時計︓14 文字」というカシオのＧ－ＳＨＯＣＫの

お話です。

今年で発売40 周年を迎えるG ショックは、これまで140 カ国以上で販売され、

累計の出荷数は1 億本を超えるそうです。強さとファッション性を併せ持つユニークな

時計として、世界で愛されています。

私自身、現場でしていても「壊れない」、多少きずがついてもカッコいい︕

そんな理由から愛用しています。

開発当初は「薄型」の時計が主流でした。スーツやワイシャツの袖に干渉しないように

だそうです。開発者の伊部さんは「丈夫な時計」誰の役に立つのか︖と

思い迷ったそうです。どうしても丈夫に作るのはゴツくなるからです。街にヒントをつかむために出ていた時に「工事現場」を見つけます。

そこで働く人たちは時計をしていませんでした。私と同じ理由で工事現場では腕時計は着用しにくかったのです。時間がわかると便利でしたね～

Ｇ－ＳＨＯＣＫの衝撃吸収技術は中空の中にモジュールを浮かせるような技術。

ゴムボールの中に「機械部分︓モジュール」を浮かせてるような感覚だそうです。

アイスホッケーでパック代わりに打ったＣＭがアメリカの目に留まりブーム到来︕

私もほんとうかな～と3 階からは怖いので2 階から落としてみたな～

発想もすごいですが「誰の役に立つのか︖」と考えた始めた開発。開発者伊部さんは「通るとは思わずに書いた企画書」であったことをずっと言えなかったそうです。

成功するってすごいことですね。そんな思いをうけながら新年度スタートです。ガス機器も皆様のより豊かな生活にお役立ちできるように日々進化しております。便利な機能を使って「時」を生み出してください︕お茶などゆっくりできる時間を。

ちなみにＧ-ＳＨＯＣＫのＧは重力のＧ（Ｇｒａｖｉｔｙ）です。

私のお気に入れは「ＤＷ-5600」シリーズ。通称スピードモデル。

スピードモデルのニックネームはファンによって付けられましたが、これは1994 年に公開された大ヒット映画『スピード』に由来します。

主演のキアヌ・リーブス氏が、DW-5600C-1V を映画内で着用し、かつ重要なシーンでも

その腕元で確認できたことから、

わが国でスピードモデルの愛称が広がっていったのだそうです。

ちなみにキアヌ・リーブス氏のDW-5600 は、自前だとか︕（本当かどうかはわかりません︕）

海外限定で販売されていたモデルみたいです。