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軍配山古墳

こんにちは!古墳&エビの今井です。

先日、道の駅玉村宿をリポートしていただいた樋口さんからのご依頼を受け、古墳探検隊今井、軍配山古墳を調査してきました。

軍配山ラーメン、美味しそうでしたね( ´艸`)











軍配山古墳は古墳時代前期の4世紀後半に作られた古墳であり、古墳の種類としては円墳になります。場所は田んぼのど真ん中に松の木が頂上にあり盛り上がっている場所、近くまで行かなくてもすぐに分かりました。直径約40m、高さ約6mと円墳としては規模が大きいものとなっておりますが、現在は南西側が大きく削り取られてしまっています。出土品としては、鏡や勾玉などであり、東京国立博物館に所蔵されております。











軍配山の名前の由来についてですが、天正10年(1582年)神流川合戦で、織田信長の家来滝川一益がここで軍配をふるったことから名付けられたそうです。











周辺にも同時期に作られた「川井稲荷山古墳」「下郷天神塚古墳」、5世紀に作られた玉村町に残る一番大きい「梨ノ木山古墳」、6世紀の「小泉大塚越3号古墳」「小泉長塚1号古墳」「玉村町第15号古墳石室」など多くの古墳が存在しており、玉村町は魅力的な土地であったということが分かります。今回は時間の関係で軍配山古墳のみの調査です。

玉村の歴史を知りたい方は玉村町歴史資料館へ行くと色々と詳しい内容が分かりますので道の駅玉村宿と共に、足を運んでみてはいかがでしょうか?









軍配山古墳の古墳カードの配布場所でもあります玉村町歴史資料館ですが、私が行ったときは祝日で休館日であったため古墳カードが貰えなかったので曜日の確認は必ず行ってから行って下さい。後日、再度古墳カードをゲットしに行ってきます。


軍配山古墳

住所:佐波郡玉村町大字角淵4755-1

見学料:無料

駐車場:なし

※駐車可能スペースもあるようですが、田んぼの脇に停めて見学しました。


玉村町歴史資料館

住所:佐波郡玉村町大字福島325番地 玉村町文化センター内

休館日:月、火、水、祝日

TEL:0270-30-6180


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