こんにちは信澤です!
仕事柄ガスコンロの修理や点検で
お台所にお邪魔する事が多いのですが、
ここ最近、ガスコンロ以外でご相談いただく事が多いのが台所の水栓です!
今回はレバーが固くなり
お水・お湯の切替えがスムーズに動かなくなってしまいご相談いただきました。
長年頑張ってくれたコチラの水栓
20年以上使われているのにとてもキレイ!
一応部品交換可能か調べましたが、
やはり補修部品の供給は終了していました。
お客さまにご説明の上、今回は水栓本体の交換で対応させていただきました!
まずは既存水栓の取り外し
キッチン収納庫の中の湯水の配管を
取り外します。
下から固定してあるナットを取り外してスポーンと本体を取り外します!
取付け穴周辺をお掃除してキレイにします!
水垢やカルキ汚れをゴシゴシしたら(コレ得意です!)
固定金具を取り付けます!
今回は収納庫内の作業スペースが狭かったため、
上面施工タイプでの取付けです!
取付け向きに注意して金具を固定したら
新しい水栓を上からゆっくり差し込みます!
水栓の固定が終わったら収納庫の中の湯水の配管をつないで通水確認!
締め忘れ、水漏れがないかしっかり確認します!
作業に夢中になってところどころ
写真がありません(;^_^A
レバーを上げて吐水も問題なし!
動きもスムーズになって、これでまたしばらく安心して使っていただけます!
前と違うのは吐水時のレバーの上げ下げ!
今まではレバーを下げて水を出す『下げ吐水仕様』でしたが、
阪神淡路大震災以降に水栓のレバーは下げて出すタイプから、上げて出すタイプに変っています。
理由は上から落ちてきた物が水栓のレバ-にあたり、水が出っぱなしなり
マンションなどでは下の階が水浸しになったり、受水槽に溜めていた水が少なくなり、水不足になって消火活動に支障をきたすなどの二次災害が起きたからだそうです。
※2000年4月以降のシングルレバー水栓は全て『上げ吐水仕様』となっています。
以前のブログで紹介しているSiセンサーコンロもそうでしたが、
事故や災害を未然に防ぎ毎日安心して生活できるよう規格や仕様が変更になっているんですね!
『下げ吐水仕様』の水栓をお使いの方はもう20年以上使われているはずです。
防災対策や節水も兼ねて新しい水栓への取替えもご検討して見てはいかがでしょうか?
ガス器具以外でもお手伝いできる事ありますので、何かお困りごとがありましたら
お気軽にお声掛けください!
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